FIA世界モータースポーツ評議会が10月19日に行われ、カート競技に関し、よりアクセスしやすく手頃な資金で持続可能なものとするように、いくつかの規則が改定された。主なものは下記の通り。
■国際競技会の開催日程
国際スポーツカレンダーに登録される競技会については、フリー走行を含め4日間開催に限定される。これまで水曜日などに設定されてきたフリー走行セッションはなくなることとなる。
■予選ヒートを距離から時間制に
予選ヒートはこれまで規定距離に対して周回数が決められてきたが、来年以降は一定時間+1周として設定される。これは、雨天やコース上のアクシデントなどがあてもタイムスケジュールが狂わないというメリットもあり、来年はシニアが9分+1周、ジュニアは7分+1周とされる。この方式自体は、日本でも瑞浪のRMCなどにすでに導入され、好評をもって受け入れられている方式で、今回FIAが採用したことにより、将来的な全日本選手権等への導入も検討されることとなるだろう。
■OK、OKジュニアクラスでのタイヤ使用本数の削減
OK、OKジュニアクラスにおいては、使用できるタイヤが1セット減らされる。競技全体のコストを削減し、持続可能性を高め、廃棄物削減への取り組みを大きく後押しすることとしている。
■ブレーキ冷却装置の規制緩和
ブレーキ冷却用のダクトは、ブレーキシステムに干渉したりシャシーの下に伸びない限りは、センターメンバーのパイプ軸から最大100mm前方まで伸ばすことができることとする。
上記以外でもArrive and Drive方式で行われる電動カートの安全ガイドライン、ギアボックスカテゴリーの最低重量、プレグリッドでの作業に関する規則などが改訂されている。
Photo:FIA KARTING