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AUTOBACS全日本カート選手権EV部門 第3戦/第4戦 CCTB大会

■開催日:7月20〜21日 ■開催地:シティサーキット東京ベイ(CCTB) ■天候:晴れ ■路面状況:ドライ Photo&Report:本誌・藤原浩

AUTOBACS全日本カート選手権EV部門の第3戦・第4戦が、7月20〜21日に東京お台場のシティサーキット東京ベイで開催された。 当初発表の日程から、JAF承認を受けての日程変更で1週間遅らせての開催となった今大会。その間に関東地方も梅雨があけ、夏が本格化。このレースウィークも天日猛暑日に迫る暑さの中での進行となった。

今季は、大会ごとにマシン(シャシー・モーター・バッテリー)をシャッフル。1位と12位、2位と11位というように上位と下位を交換することで、公平性を増す試みとなっている。実際には、マシンごとにそれほどの違いがあるわけではないが、実際に前日走行を乗ったドライバーの中には、「前の選手のシャシーセットのまま乗ることで、自分との違いがわかった」というような意見もあり、気づきを与えることでもいい傾向となっているようだ。

また、今回からレースフォーマットも一新。前回はTTの結果でA決勝(上位6位まで)とB決勝(7位以下)に分けて決勝が行われたが、ドライバーのモチベーション維持のためにも、ヒートで順位を挽回できるようにしようとA/Bといった決勝区分を廃止。同時出走を12台とし、予選15周・決勝25周のレースフォーマットとなった。実際、前回までのフォーマットではB決勝へ回っていた選手が、今回は表彰台を獲得するなど、この変更も一定の効果を発揮したと言えるだろう。