有限会社ベアは、オリジナルブランド「BRD」から、最新コンセプトEVカートモデルとし「BRD Type e」を発表、2026年夏ごろの一般販売を予定している。
BEAR RACING DEVELOPMENT(BRD)は、ベアの創業期にまでさかのぼるブランドで、自社製フレームの製作、国内外レースへの参戦などを行ってきた。1990年代からは、本田技研工業(株)と正規OEM契約を締結し、2010年代には汎用エンジンの「GX200」をベースとしたチューンモデル「GX200SP」「GX200SPS」などを共同開発し、K-TAI向けなどに販売してきた。
今回、伝統と革新の融合をテーマに、EVカートの新時代を切り拓くモデルとして開発したのが「BRD Type e」で、モビリティを通じた感動体験を提供していくという。
搭載されているパワーユニットはホンダ製で、ホンダ独自の容易に交換可能なバッテリー「Honda Mobile Power Pack e」を使用している。このバッテリーは、EVの課題となる「長い充電時間」「航続距離」「バッテリーのコスト」を解決するために開発された、簡単に取り外しできるバッテリーパックで、モビリティに限らず様々な用途に拡大できるよう開発されている。交換も容易なため、例えば複数のバッテリーを用意することで、走行中に他のバッテリーを充電しておき、適時交換することで連続走行なども可能となる。
BRDでは、この一台により生涯を通じて楽しむことができる新たなモータースポーツ文化の想像を提案している。
【BRD Type eの特徴】
・排出ガスゼロ/低騒音設計により屋内での走行も可能。
・幅広い年齢層が楽しめる生涯スポーツとしての可能性。
・ホンダ製電動ユニット(MRP)搭載による高い走行性能と信頼性。
・電動化によるランニングコストの大幅な削減(燃料費・メンテナンスコストの低減)。
・ファミリー層、教育施設、レジャー施設向けにも最適な次世代モビリティ。
BRD公式サイト https://www.brd.bear-racing.co.jp/
BRD公式SNS Instagram:bear_racing_development