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AUTOBACS全日本カート選手権EV部門 第1戦/第2戦 CCTB大会

■開催日:5月24〜25日 ■開催地:シティサーキット東京ベイ(CCTB) ■天候:雨のち曇り ■路面状況:ウェット〜ドライ Photo&Report:本誌・藤原浩

4年目を迎える全日本選手権EV部門の開幕戦が、5月24〜25日に東京台場のシティサーキット東京ベイで開催された。

毎年、何かしらアップデートされていくEV部門、今季は昨年から始まったチーム制は維持しながら、チームから参戦する2名のドライバーはどちらもドラフトで指名。プロドライバーの参戦をなくし、より若手ドライバー育成に舵を切る形となった。シリーズタイトルを獲得した選手には、2026年のFIA-F4参戦をサポートする他、各大会優勝者にはプロドライバーになるための様々な講習受講の機会を用意し、未来のプロドライバーの育成を図っていく。さらに、シリーズタイトルスポンサーにAUTOBACSを迎え、シリーズをサポートしていくこととなる。

また、今季は会場もCCTBに限定し、都市型モータースポーツとしてのアピールを強め、カートに触れてこなかった層の観戦機会を多くし、モータースポーツの入り口であるカートの普及振興に寄与していく。

注目の開幕戦は、土曜日の練習走行はドライコンディション、その後土曜夕方から雨が降り始め、その雨が日曜朝方まで残ったため、日曜日はウェットからドライへと変化していく路面でのレースとなった。ただし、走り始めが10時過ぎのため、路面上の水が少なくなり始めたこともあり、公式練習も含め全セッションがスリックタイヤでの出走となった。

今季から1大会2レース制とされ、レースフォマットも1周計測のタイムトライアルで上位6名がA決勝へ進出し、A/Bそれぞれの決勝を行い、午後にはまたTT→決勝と同じ流れを繰り返すこととなる。また、第2レースの結果により、最上位と最下位、2位と11位というように、次大会では上位と下位のマシンをシャッフルすることも決められた。 



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