Super Kids
昨年の雪辱を果たし
水垣伶偉が日本一へ！ 

24台が集まったスーパーキッズクラス。今回もTTの結果を元に3グループにわけ、総当たりの予選を実施。その結果でプレファイナルのグリッドを決め、プレファイナルの順位で決勝のグリッドを決める方式でレースが行われた。

2組に別れたTTでは、1組で國保尊央（中井インターサーキット）がトップタイム。2番手に三浦太貴（ぴぃたぁぱん）が続く。しかし、全体的に2組のほうがタイムが良く、2組トップの水垣伶偉（中井インターサーキット）が総合トップを獲得。3番手から9番手も2組の選手が占め、上位5位までを中井インター勢が独占した。

一人2ヒート走ることとなる予選では、水垣が2ヒートともトップチェッカーを受けプレファイナルのPPを獲得。2番手は2/1位だった國保が続く。プレファイナルでは國保が逆転。接戦を制しトップチェッカーを受け、決勝PPを獲得した。

迎えた決勝は13周。オープニングラップをトップで戻ってきたのは2番手スタートだった水垣。すると徐々にリードを広げる展開となる。後方でのバトルをしり目にリードを広げた水垣は、最後までスキを見せない走りを見せ独走のままチェッカー。昨年、逆転で敗れた悔しさを晴らす、雪辱の優勝となった。2番手では國保がフィニッシュするが、レース後にジャンプスタートのペナルティが科され降格。2位には中国のZhang FeiSen（RANXING)、3位に漆戸暖（中井インターサーキット）が入った。 

 
YAMAHA Cadets Open
水口壱晴が全ヒートトップの完全優勝！

カデットクラスは今回も7台が参加。地元勢に四国からの遠征組が挑む図式となっている。

TTでは地元の水口壱晴（HIGUCHI RT）がトップタイム。2番手に昨年も出場していた箕浦公紀（Ash）が続く。カデットクラスは予選1ヒート→プレファイナル→ファイナルというレースフォーマット。予選では水口が独走でトップチェッカー。プレファイナルでも同様に独走した水口が制する。

決勝は15周。やはり水口が好スタートを決めると、今度も序盤から独走。まったく後続を寄せ付けないスピードを見せ、そのままフィニッシュまで一人旅を続け優勝を飾った。2位に箕浦、3位は四国から遠征の川本空（AKAZA）が入った。