▲前日に続き混戦を制したYoon Daniel。ランキング2位で最終戦へ（Micro）

●Micro MAX
Yoon Danielが2連勝！ 　

TTトップタイムは中川蒼惟が獲得。僅差で村上天晴、京竹玖龍、Yoon Danielが続く。2ヒート行われた予選では、村上が5/1位で決勝PPを獲得。フロントロー2番手にはYoon Danielが続く。

決勝でも村上、Yoon Daniel、京竹らがトップ争いを展開。採取ラップまで目の離せない展開となる。その混戦を制したのは、前日に続き2連勝となったYoon Daniel。村上が2位、3位はうまくポジションをあげてきたQian Hao Xuanが入った。

▲4戦3勝と強さを見せる藤原迪永がタイトルに王手（MINI）

●MINI MAX
藤原迪永が連勝で今季3勝目！　

2組に別れたTTでは、Choi Kang Hyunが総合トップタイムをマーク。2番手に村木茂友偲、3番手が前日の勝者藤原迪永となる。総当たりの予選は、藤原が1/1位で総合トップとなる決勝PPを獲得する。

決勝は前日に続き藤原とHan Johnとのマッチレース。しかし、今回は藤原が主導権を握るように先頭で周回を重ねていく。両者の接戦は終盤まで続くが、最後はやや引き離した藤原が余裕を持ってチェッカー。今季3勝目を飾り、タイトルに王手をかけた。  

▲2連勝でタイトルに王手をかけた岡本旬司（Masters）

●MAX Masters
岡本旬司が逆転で2連勝！ 　

TTトップは木村一眞。前日の雪辱を果たせるか。2位に西浦徹が続く。予選総合トップも木村が獲得し、Luke Armstrongが2番手に浮上。西浦、岡本と続く。

決勝、西浦、木村、Luke Armstrongらがトップ争いをする中、順位を上げてきのが岡本。中盤にはトップに立ちレースを引っ張っていく。後方では、アクシデントもあり木村、西浦らが脱落。2番手に杉山健吾が上がり、岡本を追っていく。しかし、最後までペースの落ちなかった岡本が杉山をやや引き離したままチェッカー。前日に続く優勝で、タイトル奪還に大きく近づいた。  

▲波乱のレースを制した元田心絆(Junior)

●Junior MAX
元田心絆が開幕以来の優勝！ 　

TT総合トップは2連勝を狙う坂野太絃。2番手に好調の柴崎尊、3番手に日野風奏が続く。予選では柴崎が2/2位で総合トップを獲得。坂野がその横に並んだ。

決勝では坂野が好スタート。それを柴崎、Liu Xiao Lei、中野貴介らが追う展開となる。そこに加わってきたのが元田心絆。トップ集団に取り付くと、ポジションを次々にあげ、ついにはトップに浮上する。
その後元田が先頭で周回を重ねるが、残り時間わずかのところでアクシデントによりレースは赤旗で終了。その時点でトップだった元田が、開幕以来の優勝を飾った。  

▲繰り上がりながらも初優勝となったLin Jing Xuan （Senior）

●Senior MAX
Lin Jing Xuanが初優勝を獲得！ 　

TT総合トップは、前日下位に沈んでいた酒井龍太郎。2番手に中島獅心な続く。予選は、徳岡大凱が1/1位で総合トップを獲得し、決勝でもまずはレースをリードしていく。その徳岡に襲いかかったのが前日の勝者酒井仁。

酒井は徳岡をかわすと、後続を抑え込みながら周回を重ねていく。その酒井を攻略しようと、遠藤照剛が次々に仕掛け前に出る場面もあったが、そのたびに酒井仁が逆転し、先頭で周回を重ねていく。

終盤、トップ争いで先頭に出たのは酒井龍太郎、酒井仁、12番手スタートのLin Jing Xuanと続いてフィニッシュとなるが、酒井龍太郎、酒井仁はともにペナルティがあり降格となり、Lin Jing Xuanが初優勝を飾った。