8月3日、デンマークのロドビーで開催されたFIA Karting Academy Trophy Senior最終戦。ランキングトップでこの大会に臨んだ、日本代表の佐藤佑月樹は、タイトル獲得を期して大会を迎えた。
QP6番手から予選では第3ヒートでトップチェッカーを受けるなど、上位でレースを進めてきた佐藤。決勝では、スタートで2番手に上がると、7周目にはトップに浮上。以降は2番手を引き離していく快走で、雨のロドビーを駆け抜け、7秒以上の大差をついけてフィニッシュ。このシリーズ初の優勝を飾るとともに、Seniorクラスの初代シリーズチャンピオンに輝いた。
日本人選手が、CIK国際シリーズでチャンピオンを獲得するのは、2022年以来3年ぶり2回目となり、まさに歴史に名を刻んだと言えるだろう。
本誌では、佐藤の帰国を待ち緊急インタビューを予定。シリーズタイトルを獲得したこのシーズンを振り返り、その内面に迫っていく予定だ。
(Photo:FIA KARTING)