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Sodi World Series(SWS)に2026年から2ストローククラス設定
2027年には世界大会を開催

世界共通のルールで行われているレンタルカートレースシリーズSodi World Series(SWS)は、2026年から新たなカテゴリーを追加すると発表した。

今回追加されるカテゴリーは、Sodiが独自に開発してきたオリジナルシャシーに、ROTAX MAXエンジンを搭載した2ストロークモデル。SWSでは、これまで4ストロークエンジン搭載モデル、電動モデルで成長を遂げてきたが、いよいよさらにレーシングな2ストエンジンを導入する。

すでに、主にフランスの約20のSWSサーキットで2ストマシンが導入され、24年には約600名のドライバーがランキングに名を連ねる人気ぶりとなっている。こうした関心の高まりを受け、今回正式に2ストスポーツカテゴリーを立ち上げ、世界大会開催を発表したことは、電動カート同様に世界中での参加を促進するだろうとSWSはみている。こうした高性能マシンの導入は、より要求の厳しいマシンに対し性能を最大限に発揮で切りレジャー/レーシングのスペシャリストを育成することともなる。レジャーカートとレーシングカートの真の架け橋ともなり、新たな挑戦を求める参加者を惹き付けることだろう。

このカテゴリーに合わせて開発されたシャシーは、軽快で正確、スポーティーなハンドリングを実現しながら、安心感のある保護機能も備え、レジャーと競技の両立に最適なシャシーとされている。搭載されるエンジンはROTAXのMAXエンジンで、出力はサーキットに応じて23〜36馬力まで調整される。

スプリントカップは2026年にスタート。15歳以上のドライバーを対象としている。当初はスプリントのみの設定となっているが、将来的には耐久が追加される可能性もある。さらに、世界各国での開催状況なども見ながら、2027年には世界大会が開催される予定とされている 。

なお。気になるのが日本への導入だが、Sodiカート総輸入元で国内でのSWSを統括している㈱ハーバースタイルによると「現在のところSodi+ROTAX MAXパッケージのレンタルカートを一定台数用意し、営業を行っているコースがないことから、新カテゴリーのシリーズ導入に関しては未定」となのこと。今後、Sodi+ROTAX MAXパッケージのレンタルカートを導入するコースが現れ、そのコースがSWSを開催するということになれば、国内での開催もあるとのことだ。





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