既報のように、今季のOK部門のリアポッドは新規則が導入されている。
まず、本Webでも紹介したカラーリングだが、多くのチームはメーカー純正のステッカーキットで対応。なかにはチーム独自のステッカーを用意しているところもあった。その中、1台だけ急遽養生テープで対応したところも。それも純正ステッカーキットのようにカッティングする凝り様。なかなかのこだわりだった。
もう一つ、リアタイヤとの位置関係だが、入場ゲートでトレッドをチェックする流れで、リアタイヤに金尺を当て確認。多少のズレは容認されるようで、ズレが大きい場合のみ修正するよう指示されていた。
また、今季のGPRシリーズではタイヤ配布後の回収・保管を行わないため、タイヤへの薬剤塗布などをチェックする検知器も使用されていた。これは、一時カウル類への溶剤塗布などの疑いが持たれたときにも導入されていたもので、実際に現場へ登場するのは久しぶりとなった。