地元のヨーロッパ勢に絡んでいけるレースを 
          ヨーロッパの文化を感じるのも楽しみ
10月23日〜27日に日程でスペイン・バレンシアで開催される第3回FIA Motorsport Games。今回から日本代表団が送り込まれることとなり、そのカート部門(スプリント・OK−N/OK−Nジュニア)代表に選出された土橋皇太、澤田龍征の両選手。
            GPR最終戦の会場では、本番で着用するレーシングスーツのお披露目も兼ね、出発直前の壮行記者会見が行われた。 
            
             ■モータースポーツゲームスが直前に迫り、こうしてスーツやユニフォームも出来上がってきました。日本代表の気持ちもまた盛り上がってきたのかなと思いますが、今現在、モータースポーツゲームスへと臨む心境を聞かせてください。 
             土橋:日本代表が決まってから、コースの情報なども集めていき、いつでもレースができる状態へ持ってきているのでがんばります。 
             澤田:日本代表として恥をかかないように、それくらいの勢いで優勝できるようにがんばります。 
             ■今回、日本代表のスーツを身に着けました。その気分はいかがですか。 
             土橋:カートを始めた頃から海外でレースをするのが目標だったので、本当に嬉しいです。 
             澤田:スペイン行けると思っていなかったので、嬉しいです。 
             ■コースの情報は、動画を見たりという感じですか。 
             土橋:そうです。 
             ■シミュレーターとかで練習しているわけではない。 
             土橋:シミュレーターは今のところないので、GPRのが集めた情報と自分で調べた情報でチェックしています。 動画が本当に少なくて、GPRに用意してもらったものでコース自体はわかりましたけど、情報は本当に少ないです。 
             ■印象はどうですか? 
             土橋:難しい印象はありあます。縁石が大きくて、大きなシケインが多いというか。 
             澤田:限られた動画しかないので、それをずっと見て勉強しています。自分の得意そうなコースなので、イケるかなと思っています。 
             ■澤田選手は、夏のアメリカのときも走ったことがないコースでのレースでしたけど、その経験から初コースへの対応はしやすい方ですか。 
             澤田:あまり見たことないコースでした。初コースでもイケルと思います。 
             ■ふたりともOK-NとOK-Nジュニアと経験のないパッケージですが、そのあたりに不安などはありますか? 
             土橋:もう、正直出たとこ勝負なところがあるので。タイヤはD5だから経験あるのですが、カートはKRで乗ったことがないし、もちろんエンジンもメーカーも違うしNは初めてでわからないこともいっぱいあるんですけど…。 
             澤田:タイヤが日本と違うので、グリップもするのでそれに対応して頑張っていきたい。
             ■土橋選手は海外レースは初めて? 
             土橋:はい。 
             ■そうなると、海外の異文化に触れるのも貴重な経験ですね。 
             土橋:はい、そうですね。 
             ■澤田選手は、夏のアメリカ以来? 
             澤田:海外はミニでポルトガルもいっているので、2回行きました。 
             ■ちょっと海外の雰囲気にも慣れている? 
             澤田:バトルとかは慣れてきたかな、という感じです。 
             ■モータースポーツゲームスだと、カートだけではなく他の4輪カテゴリー、ドリフトやフォーミュラ、Eスポーツなど様々な代表がいます。それぞれがどういった行動になるかはわかりませんが、そういった選手たちと接触する機会はあると思うんです。そういった人たちとの交流は楽しみですか? 
             土橋:そうですね。楽しみにしています。 
             ■自分から話しかけにいったりしたい感じ? 
             澤田:コミュニケーションはとっていきたいです。英語もどんどん覚えていきたいです。 
            ■日本代表が団体で参加するのは、実質的に今回が初めてで、どういったイベントなのか、僕らも含め正直わからない部分が多いのですが、この大会に向けて期待感というか楽しみなところは多いですか。 
             土橋:注目されているレースなので、楽しみにしています。 
             澤田:初めてだから、まずはバトルとか、スピードとかに慣れておかないとだめかな。 
            ■スケジュールとしては、いつ出発ですか。 
             土橋:21日の夕方に出発です。 
             ■コース入ったら、すぐに走り始めですか。 
             土橋:まずは搬入があります。 
             ■パッケージは向こうで用意されて配られるものを、一からセットアップするという感じですが、メカニックとかはどうされるんですか。 
             土橋:自分のチームの方、影山さんにお願いしています。 
             澤田:ルーチェの神谷さんにお願いしています。(普段メカニックをしている)お兄ちゃん(賢征)は行くかどうかまだ決まってないので。 
             ■コースもわからない、路面もわからない中セットアップも難しいと思いますが、ドライバーの経験値とメカニックの経験値をすり合わせる感じですね。 
             二人:はい。 
             ■ずばり、勝つ自信は? もちろん,目標は優勝としているでしょうが、相手もわからないなか、勝つ自信はと問われるのも難しいとは思うのですが、いかがですか。 
             土橋:日本人は出たことがないので、まったくの未知数で、わからないことが多いですが、ヨーロッパ勢にとっては地元なので、そこに絡めればいいなと思います。 
             澤田:ヨーロッパはガツガツ来ると思うので、ぶつからないように抜いていって、優勝できたらなと思っています。 
             ■レースはいい結果が目標となると思いますが、せっかくスペインに行くのでレース以外に楽しみにしていることはありますか。 
             土橋:海外、ヨーロッパの文化に小さい頃から触れたいなと思っていたので、建物とか色々と見てきたいと思います。 
             澤田:スペインで友達をいっぱい作りたいです。食べ物とかも(笑)      
  
          
          
          
          



