■地方選手権シリーズ 　

公式練習から連続して行われたタイムトライアルでは、鈴鹿シリーズにも参戦している菊池貴博がトップタイムをマーク。2番手に高田陽大、3番手に酒井龍太郎、4番手遠藤新太と実力者が並ぶ。

予選ヒートでは酒井がトップに浮上し、遠藤、菊池が追う展開。しかし、酒井は最後まで順位を守りきりトップチェッカーで決勝のポールポジションを獲得する。

迎えた決勝。イン側スタートの酒井が出足よくスタートすると、その後ろの菊池も遠藤をかわすことに成功。酒井、菊池、遠藤のオーダーとなる。上位陣に順位の変動があったのは、このスタート時のみで、その後は酒井がレースを引っ張り、約2車身半ほど離れて菊池が追う展開が続くものの。

最後まで仕掛けられる距離への接近を許さなかった酒井が逃げ切り、FS-125で自身初の優勝を飾った。2位に菊池、3位は遠藤が入った。なお、併催予定だったジュニア選手権ジュニア部門（X30Jr）はエントリーが規定に満たず、不成立となった。