■MAX Lights
シニア＆総合は横川隼人、
マスターズは佐々木伸一が優勝！ 　

今季から追加されたMAX Lightsクラス。もてぎでは年齢を基準にクラス分けが行われるわけで、40歳未満のシニアクラスと40歳以上のマスターズクラスの2クラス展開。今回はシニアに3台、マスターズに12台がエントリーして混走でのレースが行われた。

決勝はシニアの切替悠喜と横川隼人による総合トップ争い。序盤に先行した切替を追った横川が逃げ切りを許さずに終盤に逆転、そのままフィニッシュを迎え優勝を飾った。

マスターズでは佐々木伸一が総合3番手で周回していく。単独トップとなる一方、その後方に生方潤一、神川貴光とマスターズ勢が続いた。佐々木は、一度もトップを譲ることなく逃げ切って優勝。2位に生方、3位は神川と続いた。

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■MAX Masters
最後は独走の山本司が優勝！

14台が参加したMAXマスターズ。昨年の最終戦で優勝した箭内優樹が予選でクラッシュしてしまい、決勝は最後尾スタートという波乱含みの展開で始まる。

それでも箭内は逆境をくつがえすと見る間に上位進出するのだが、その後にトラブルでリタイアの憂き目に遭う。

これでトップ争いは山本司と渡邉賢人の接近戦に。しかし、ここでも一波乱あって、終盤13周目のストレートで渡邉の右リアタイヤが外れしまいスピン。 このアクシデントによって単独トップとなった山本がそのままチェッカー受けると、厳しいサバイバルを勝ち残って優勝を飾った。

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■Junior MAX
関口瞬が繰り上がりで優勝！

決勝ではPPスタートの手塚大雅がホールショット。しかし、ヘアピンで関口瞬が元気よく飛び込んでいきトップに浮上する。その際、リアに手塚が当たってしまって、この時点で手塚のカウルが落ちてしまった。これで手塚はペナルティで科せられる5秒が付きまとうハンデを背負い込むことに。5秒以上のタイムを引き離すしか勝つ術はない厳しい状況となった。

それでも諦めることなく、まずはトップを奪い返した手塚。そのままの勢いで関口を突き放しにかかるがしかし、そのリードは1秒半ほどにとどまりチェッカー。やはり5秒の壁は厚かった。結果、2番手チェッカーの関口が優勝を決めた。

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■Senior MAX
小島風太が完璧は内容で完勝!!

今季から最低重量が引き上げられたため、いかに早くこの新しい重量にアジャストできるかが鍵となる。このミッションを完ぺきにこなしたのが小島風太だった。

小島は決勝スタートを勢いよく飛び出し、後続を引き離して独走状態へ持ち込む。その後もペースを落とすことなく逃げ切ってチェッカーを受けた。かつての強さを彷彿させる完璧な内容での優勝となった。

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■YAMAHAカデットオープン
阿部瑠緯が念願の優勝!!

ひと月後にジュニア選手権（GPR）開幕を控えることもあって、30台が集まったカデットクラス。昨年無双した松尾柊磨がSSにステップアップしたことから新たな勢力図での戦いでもある。

決勝序盤は阿部瑠緯、飯田一仁、林樹生らがバトルを展開するが、中盤には後続集団が追いつき、トップグループは7〜8台ほどにまで膨れ上がった。

混戦状態となったことで接触が生じ、飯田、島津舞央が後退。先頭を走っていた阿部は後続が離れる形となったことから展開が楽になり、独走状態でのチェッカー。念願の初優勝を飾った。

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■YAMAHAスーパーSS
石川竜也、LNで初優勝！

全国大会へ向けてエントリー増も期待されるスーパーSSクラス。このクラスもカデット同様、昨年のチャンピオン渡邉賢人が主戦をMAXマスターズへ切り替えたため、チャンピオン不在のレースとなる。

決勝ローリング中にフロントローの遠藤晴久がエンジンストップ。その後、何とか再始動するが最後尾スタートとなってしまった。

レースは石川竜也が快調にトップを走行。後方の2番手争いが激しくなり、さらには終盤にアクシデントも発生したことで、危なげなく石川がLNに乗り換えてから3年目にして初優勝をゲット。2位に高田亮、3位は月岡雅隆となった。

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■YAMAHA SS
酒井龍太郎、2クラス優勝を飾る！

フルグリッドに迫る33台が集まったSSクラス。TTトップは中村ブンスームが奪うも、予選は昨年のチャンピオン酒井龍太郎がトップチェッカーを受ける。

決勝では酒井を先頭に山本祐輝、大越武、長井大和ら、もてぎではお馴染みのメンバーが連なって周回を重ねていくことに。

終盤、酒井の背後へ山本が迫るが仕掛けるチャンスは生まれず、酒井が逃げ切って優勝。酒井はこの日、地方戦FS-125に続いて2クラス制覇となる快挙。2位に山本、3位には長井が入った。

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